〒814-0015
福岡市早良区室見1-2-5 参番館2階A号室
→アクセスはこちら
TEL/092-845-8110
FAX/092-845-8111
●デイサービス利用時間
月~金曜/13:00~18:00
土曜・学校休業日/9:30~17:00
※日曜を除く。お盆・年末年始についてはお問い合わせください。
●事業所オープン
月~土曜・学校休業日/9:30~18:30
※日曜を除く。
『こっしー図書館』では、障がいのある子ども・人達の理解や支援のために、また社会の一員として社会に役立つために、アイデアやヒントを与えてくれる書籍をご紹介します。
記念すべき一冊めは、デービッド・ボーンステイン著『世界を変える人たち』。世界のあちこちでチェンジメイカーとして活躍する人々の活動内容や人となりを紹介した本です。
中でも、“社会主義国に誕生した、障がい者の「夢の家」[ハンガリー]”は、仲間たちと手を取り合って、障がいのある子ども達の成人後の充実した暮らしと仕事を約束する施設を創設したエルゼーベト・セカレシュさんの活動について書かれています。
セカレシュさん自身も重度の障がいを持つお子さんの母親であり、共産国時代のハンガリーでこのような発想を持ち、ファンタジーとさえ思える壮大な夢を、粘り強い精神力と的確な行動力で実現させたそのパワーに大変感動しました。
感動しすぎた越村章子は、2010年、家族4人でセカレシュさんに会いにハンガリーまで行ってしまいました!
ハンガリーの中心部から車で1時間足らずのチョモールという地域に広がる「夢の家」に足を踏み入れた瞬間の喜びは、今でも忘れられません。
障がいのある人達の未来を確かなものにしようと、日々奔走するセカレシュさん。大変な忙しさの中、その深い慈愛の精神で時間を作ってくださり、具体的な方法論を熱心に説いてくださいました。
広々とした「夢の家」は、理想的な環境を作り出していました。そこには、「ごくふつうの暮らし」がありました。そのことに、何より胸が熱くなりました。
セカレシュさんは、こっしーらんどが目指すべき実践者としてのロールモデルであり、この本はこっしーらんど立ち上げの原点とも言える一冊です。
ぜひ一度手に取ってみてくださいね。
「ハンガリーの夢の家」2010年訪問記も、また後日ご紹介したいと思います。